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減価償却費を求めるときの電卓のたたき方のポイント【日商3級過去問】

こんにちは!

出題可能性100%は決してウソではありません。精算表問題で必ず出題される「固定資産の減価償却」ですが、計算の仕方について念のため確認しておきましょう。

必ず問われる減価償却

精算表問題で必ず出題される固定資産の減価償却ですが、みなさんどのように電卓を叩いていますか?

以前の「減価償却(日商3級精算表問題を電卓でラクに解く方法)」の記事の中では、ちょっとだけ進んだ解き方をご紹介しました。

 

たとえば減価償却については、問題文の資料はこんな感じです。

f:id:bokipapa:20141010110609j:plain

残存価額ゼロなのか10%なのかをまず確認するのでした。

もし残存価額がゼロだったら取得原価をそのまま年数で割ればいいだけなので簡単ですが、残存価額が10%の場合は少し複雑になります。

残存価額10%のときの減価償却費の計算の仕方

残存価額が10%の場合、取得原価から残存価額(取得原価の10%)を引いた金額を耐用年数で割って減価償却費を求めます。

仮に建物の取得原価を5,000円とすると、

したがって、

 5   00   0   M+  

 5   00   0   ×   0   ・    M- 

 MR   ÷    0 

 = 

とすると 150が求められます。

これだと確かに正しい答えは求められますが、電卓を叩く回数が多いので大変で間違いやすくなってしまいます。

 

「取得原価から残存価額(取得原価の10%)を引いた金額」というのは、取得原価の90%のことなので、もっと簡単に計算してしまいましょう。

わざわざ取得原価から取得原価の10%を引くのではなく、取得原価の90%をいきなり求めてやればいいのです。

つまり、

 5   00   0   ×      ÷   3   0 

 = 

これだとキーを叩く回数を減らすことができ、当然のことながら答えは 150で上のやり方と同じになります。

まとめ

今回は固定資産の減価償却方法についてについて見てきました。

残存価額10%とあったら、

 ×   0   ・   9 

 

と覚えておきましょう。

 

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