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【2級工簿仕訳No.8】素材の購入にさいし、材料副費(引取費用)として4,000円を予定配賦していたところ、材料副費(引取費用)の実際発生額は5,000円であったので、材料副費予定配賦額との差額1,000円を材料副費差異勘定に振り替える。

解説・解き方・問題文から勘定科目抽出

材料副費の予定配賦

材料副費…予定配賦」とあったら、材料副費を減らすから「貸方 材料副費」となります。

(借方) 
  (貸方) 材料副費 4,000

実際発生額は借方に記載されます。

(借方) 材料副費 5,000
  (貸方) 

並べると、

(借方) 材料副費 5,000
  (貸方) 材料副費 4,000

材料副費勘定はこのような状態となっているはず。このように予定配賦と実際発生額の金額がずれた場合、この2つが同じ金額になるように処理します。

すなわち、「材料副費予定配賦額との差額1,000円を材料副費差異勘定に振り替える」処理を行います。

 

貸方が1,000円少なくなっています。借方、貸方の金額を同じにするには、貸方を1,000円増やしてあげればいいのです。つまり、貸方材料副費1,000円と仕訳すればいいことになります。

(借方) 
  (貸方) 材料副費 1,000

もう片方、空いている借方は材料副費差異勘定を入れればよいので、

(借方) 材料副費差異 1,000
  (貸方) 

こうすることによって

(借方) 材料副費 5,000
  (貸方) 材料副費 5,000

 の状態になりました。

解答(借方と貸方を合体)

(借方) 材料副費差異 1,000
  (貸方) 材料副費 1,000
 
材料副費差異が借方⇒借方差異
と言います。差異が借方にあったら借方差異です。
 
 

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