絶対合格する資格試験情報

各種資格試験の情報を掲載します。


法人税等の処理【日商簿記2級第136回過去問解説】

仕訳問題を解くとき問題文を全部読んでいませんか?

長い問題文を全部丁寧に読んでいたのでは時間がかかってしまい、かえってポイントがぼやけてしまいます。

問題文は全部丁寧に読む必要はありません。

仕訳に必要なキーワードだけを拾い読みしていけばいいのです。

問題文からキーワードをひろう練習を、過去問をアレンジした問題でやってみましょう。

第136回日商簿記2級仕訳問題2

でマークした部分をもとにどのような仕訳になるかを考えます。

f:id:bokipapa:20141022020806j:plain

キーワード

問題文からキーワードを拾っていくと

仮払法人税等で処理していた」分については決算で振り替えます。仮払法人税等⇒資産資産の減少貸方

(借方) 
  (貸方) 仮払法人税等 70,000

となります。

当期の法人税¥100,000、住民税¥20,000、事業税¥30,000法人税等として計上します。

法人税等⇒費用費用の発生借方

差額は、未払法人税等⇒負債負債の増加貸方

なので、解答は

(借方) 法人税等 150,000
  (貸方) 仮払法人税等 70,000
  (貸方) 未払法人税等 80,000

となります。

 

問題文全体を掲載します。

どのような仕訳になるのか、あらためて考えてみましょう。

f:id:bokipapa:20141022020831j:plain

まとめ

いかがでしょうか?

試験本番は時間も限られているので、わかるところから書いていくのが鉄則です。

法人税等の処理は出題されたら必ずできるようにしておきましょう。

日商簿記2級問題集 勉強できるツールを集めた姉妹サイトはコチラ 

  法人税等の処理の解き方がわかった方は応援のクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 資格ブログ 簿記検定へ