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【日商2級】簿記2級 直接原価計算・CVP分析問題No.1 解説(その2)【2級工業簿記過去問】

こんにちは!

今日は138回検定試験で出題可能性の高い「直接原価計算・CVP分析 問題No.1 (その2)」の解き方をマスターしましょう!

図があるのでポイントが一目でわかりますよ。

問題

当月から製品Aを製造し、そのすべてを完成し販売した当社では、当月の売上高の20,000円に対して、総原価の各費目を変動費と固定費に原価分解した結果、次のとおりであった。

f:id:bokipapa:20141010102259j:plain

 

設問3 原価分解の結果を利用し、当月の貢献利益を計算しなさい。
設問4 原価分解の結果を利用し、当月の損益分岐点売上高を計算しなさい。
設問5 当月に営業利益 6,000円を達成するために必要であった売上高を計算しなさい

設問3解答・解説

変動費

 1    00   + 

 3   00   + 

 5   00   + 

 1   00     + 

 3   00   0   + 

 2   00   + 

 1    00   = 

8,000

f:id:bokipapa:20141010102109j:plain

まず変動費合計を求めると、8,000円です。

変動費は売上高と比例関係にあるので、売上高が増えると変動費も増えます。

 8   00   0   ÷   2   00   00   = 

0.4

なので、変動費と売上高の間には、

変動費 ÷ 売上高 = 0.4

という関係があります。変形すると

変動費 = 売上高 × 0.4

また、貢献利益とは、売上高から変動費を引いた金額のことをいうので、

貢献利益 = 売上高 - 変動費

貢献利益 = 売上高 - 売上高 × 0.4

貢献利益 = 売上高  × 0.6

なので、

 2   00   00   ×      = 

12,000

設問3の解答となります。

 

設問4解答・解説

損益分岐点売上高は、貢献利益から固定費を引いたときの金額が0のときの売上高をいいます。

貢献利益 - 固定費 =  0

です。

貢献利益 = 売上高  × 0.6

なので、

売上高  × 0.6 - 固定費 =  0

固定費

 8   00   + 

 5    + 

 2    00   + 

 3    0   + 

 2   00  0   + 

 3   0   = 

9,000

f:id:bokipapa:20141010102128j:plain

固定費のところに金額を入れると

売上高  × 0.69,000 =  0

です。

売上高  × 0.6 =  9,000

売上高 =  9,000 ÷ 0.6

   = 15,000

設問4の解答は15,000です。

 

設問5解答・解説

当月に営業利益 6,000円を達成するために必要であった売上高を求めます。

売上高  × 0.69,000 =  6,000

となるような売上高です。

売上高  × 0.66,000 + 9,000 = 15,000

売上高 = 15,000 ÷ 0.6 = 25,000

 1    00   0   ÷     6   = 

25,000

設問5の解答は 25,000 です。

まとめ

出題可能性が高いところになりますので、計算の仕方をしっかり押さえておきましょう。

このあと132回の第5問を解くと効果的です。

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