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簿記の勉強方法~独学の場合

今週のお題「自由研究」

独学のメリット・デメリット

市販のテキストや問題集を使って、自宅や図書館などで勉強するスタイルを独学と呼ぶことにします。

独学の場合のメリットは、なんといっても経済的に安く済むということです。予備校や専門学校の通学講座や通信講座に比べると、簿記3級であればテキスト1冊、問題集1冊、過去問題集1冊、予想問題集1冊、電卓1台あれば十分合格できますので、出費を1万円以内に抑えることができます。

たとえば、資格の学校TACの場合、3級合格本科生教室講座の場合、24,300円という金額になっています。(参考 簿記|資格の学校 TAC[タック]|コース案内 3級合格本科生)

これが、もし教材代だけだとすると、

を全部合計すると、8,078円になります。

これで合格するのに必要十分な教材が揃うので、あとは独学で勉強ができればいいわけです。
現在では、このほかにも多くの出版社から簿記検定対策書籍が出版されており、内容も非常にわかりやすいものになっているので、理屈の上では独学でも十分合格が可能です。

 

しかし、だからといって「ようし、わかった。約8,000円で教材をそろえて一人で勉強して合格を目指すぞ!」となるでしょうか?いや、そのように考える人は少ないはずです。

 

なぜなら、経験上受験勉強というのは面白くないことを知っているので、最初はやる気に満ちあふれていて勉強を始めても、よく理解できない箇所があったり、思うように勉強が進まなかった場合に、挫折する可能性が高いと考えるからです。

 

しかも、簿記の場合、丸暗記の勉強方法が通用せず、計算の方法や問題の解き方のパターンを試験で使えるレベルまでひとりで理解するというのは、至難のわざです。

 

また独学の場合、テキストの中でも特に重要な箇所がどの部分なのか、初めて勉強する人だとわからないので「テキストを全部理解しなくちゃ」となりがちです。学校の講義を受ければ、どこが重要かを教えてくれるので、勉強する箇所を減らすことができ効率よく勉強することができます。

 

ただ通学したくても、近くに学校がないとか家庭や仕事の事情でなかなか通学できないという場合もあると思います。

そういうときには、教材を一通りそろえて勉強していくしかありません。

 

ここまで、独学は大変というようなことばかり書いてきましたが、やり方によっては独学でも3、2級は十分合格を目指せるというのも確かです。

一番のネックは、自分でスケジューリングを行い、モチベーションを保つことかもしれません。

独学で勉強していく場合の注意点についても、そのうちまとめていきたいと思います。

 

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